新築｜蔵前タウンガイド

窓から降り注ぐ朝陽に包まれて、いつも通り７時に起床。夫は出勤だけど、私は久しぶりの平日休み。街中もお店も混雑していないから、平日の休暇は大歓迎。今日は友人のリクエストで、草木染めのワークショップに参加し、ショップ巡りの後、ランチまで一緒に楽しむ予定。夕飯は、数カ月ぶりに夫とディナーを予約。今日は、仕事も家事もお休みしてゆっくり過ごそう！夫を送り出して一息ついたら、『隅田川テラス』で散歩を兼ねたジョギングを満喫。軽く汗をかき、気分がリフレッシュしたところで、マフィン専門店『デイリーズ・マフィン』へ。このジョギング後のちょっぴり優雅な朝食が、最近のマイブーム。野菜やチーズを使った「おかずマフィン」は、味も食べ応えも大満足。着替えるために一旦帰宅。

久しぶりに会う大学時代の友人と、アトリエショップ『MAITO蔵前』の前で待ち合わせ。今日は、友人がずっと気になっていたという“月イチワークショップ”に参加する。四季の植物で仕上げる草木染めは、私も一度挑戦してみたかった体験。工房に併設されたショップは、私も散策途中に必ず立ち寄るスポット。店内に並べられた天然素材のアイテムは、どれもシンプルでナチュラル。ニットやスカーフも素敵だし、シルクや綿、麻など、季節に合わせた素材で織られた草木染めの靴下は、特にお気に入り。友人は、お母様へのプレゼント用に優しい色合いの靴下を購入。

草木染め体験の後は、以前からヘルシー志向の友人に教えてあげたかった『結わえる商家』で昼食。旬の食材を使った惣菜や具沢山の汁、自家製漬物などから、おかずが自由に組み合わせられるランチに、友人も大満足の様子。特殊な圧力鍋で炊き上げ、４日間熟成させるという「寝かせ玄米」は、もちもちでクセになる美味しさ。ゆっくりランチを味わいながら、同窓生だった夫の大学時代の話で、大盛り上がり。

ランチの後は、おかず横丁近くのショップや蔵前界隈でショッピング三昧を決行。文房具の『カキモリ』では、友人と一緒にオーダーノートを購入。表紙、中紙、リングや留め具の種類が選べて、名前も入れられるので、ギフトにも喜ばれそう。次に訪れたのは、アンティーク家具の『NOCE浅草蔵前店』。どこか懐かしくて温かな木の家具がとても気に入って、わが家のセンターテーブルもここで購入。今日も、ほっこり愛らしい北欧テイストのスツールに一目ぼれ。今度、夫を連れて来よう。革製品の『m+』は、夫ともよく訪れるお店。使い込むほど風合いが良くなる革製品は、まさに一生モノ。ここでは、友人はブックカバー、私はデジカメを入れるポーチを購入。イスラエルの手作り靴店『NAOT TOKYO』にも寄り道。さっと脱げるサボ型の靴は、かわいいだけでなく、履き心地もよくて、旅行にぴったり。そろそろ一休みしたいので、『イリヤプラスカフェ カスタム倉庫』へ。カフェの店内は、開放的な空間とアンティークな佇まいの家具が、まるで海外にいるようにお洒落な雰囲気。まだまだ話は尽きないけれど、次の予定もあるのでカフェを出発。コロンとしたかわいいパンが並ぶ、街の小さなパン屋さん『粉花』で、ワインにもよく合う「くるみのベーグル」を購入し、友人とお別れ。夫との待ち合わせまで少し時間があるので、一旦帰宅して着替えることに。久々のディナーだし、ちょっぴりオシャレして出かけようかな。

夫との待ち合わせは、二人でよく訪れる近所のレストラン『ビストロカンパーニュ』。２０数年に渡って、地元で親しまれているパリの下町風のビストロで、こだわりの有機野菜を使ったフランスの家庭料理や郷土料理と、自然派のワインやフランスの地ビールが気軽に味わえる人気店。今夜は、いつもオーダーする自家製ソーセージや煮込み料理など、数品のアラカルトをチョイス。ふくよかで薫り高い赤ワインと共に、至福のフレンチに舌鼓。

ビストロカンパーニュを出てから、「お腹はいっぱいだけど、もう少しワインが飲みたいね！」ということで二人の意見が一致。二軒目は、１階のピンク色の窓がかわいい、隅田川のリバーサイドのレストラン『Riverside Cafe Cielo y Rio』に決定。東京スカイツリーと隅田川の絶景が楽しめると、地元はもちろん、遠くから足を運ぶ人も多い大人気のお店。食の宝庫、淡路島を中心に産地直送の食材にこだわって作られたメニューは、どれも心まで華やかになる美味しさ。でも今夜は、ワインだけを注文して、隅田川の夜景を二人で心行くまで観賞。

隅田川沿いを少し歩き、美しい夜の街並みを楽しみながら、仲よく帰宅。今日は、久しぶりに友人とも会えたし、夫と素敵なディナータイムも過ごせたし、本当に楽しい休日だったなぁ。蔵前エリアには、路地裏にもまだ行ったことのない新しいお店もあるし、次回のデートは、どこに行こうか？朝からサイクリングで街巡りもいいね！ほろ酔い気分で盛り上がる二人の会話は、まだまだ続きそう…。

天気に恵まれた気持ちのいい朝。夫と３歳の娘を起こして、いつものように『ペリカン』のパンで、賑やかな朝食がスタート。『ペリカン』は、素朴な味が愛されている老舗のパン屋さん。毎日食べても飽きない、シンプルな食パンやロールパンは、洋風メニューにも和風のおかずにもピッタリ合う、わが家の朝食の定番。蔵前に越して来てからは、主人も私も以前より通勤が楽になったおかげで、慌ただしかった朝の時間にも余裕が生まれて、家族そろっておしゃべりする時間もできた。今朝の話題は、今週末の予定。上野公園までは自転車で１０分くらい、浅草や谷根千、浅草橋にも、自転車を利用すれば気軽に行けるから、散策スポットは選び放題。娘は、『上野動物園』、夫は、『東京都美術館』を提案。「天気が良ければ散歩しながら、両方行っちゃおう！」ということに決定。私は、『サルビア工房』のアトリエで開催される“月いちショップ”に行ってみたいな。

夫が出勤し、私は娘を『ことぶきこども園』へ送ってから出勤。以前は通勤時間が長くて、毎日通うのがつらかった勤務先の東京駅も、蔵前駅からはストレスフリー！子どもがいても、仕事が続けられる便利な環境に感謝。娘が通う『ことぶきこども園』は、自宅マンションからも近くて、体操や英語、剣道や絵画などのクラブが盛んな保育園。２０時まで延長保育があるので、共働きの家庭にも優しい。わが家の徒歩圏内には、幼稚園や保育園がたくさんあって、娘の個性に合った幼稚園をじっくり考えて選ぶことができた。小・中学校も通いやすい場所にあり、近隣には有名私立大学キャンパスもいくつかある。蔵前は、子育て世代にもうれしい、教育環境に恵まれたエリアだと思う。

娘が生まれてから時短勤務で働いているので、仕事帰りに習い事もできるようになり、平日がますます充実している。最近ハマっているのは、『PCCS　STATION』でレッスンを受けている加圧トレーニング。「体力アップはもちろん、肌のツヤにも効果的みたい」という友人の口コミで始めたけれど、なんだか肩凝りも和らいだ気がする。娘を保育園に迎えに行くまでのわずかな時間を有効に使って、会社帰りに心も体もリフレッシュ！今では、大切な自分だけの時間。

保育園に娘を迎えに行って、一緒に『おかず横丁鳥越商盛会（おかず横丁）』で夕飯のお買い物。おかず横丁は長さ230ｍの商店街で、毎日食べても飽きない手作りのお惣菜が充実している。夫にはヒミツだけど、娘と松屋肉店の揚げたてほかほかのコロッケをその場で味わうのが、もはや日課に（笑）。魚屋の魚米は、１時間前に電話をすれば、持ち帰る魚を焼いてくれるサービスがあるので、夕飯の支度がぐんと手軽に。横丁内のスーパーマーケット、『ココスナカムラ鳥越店』では、日替わりのお買得商品をチェックし、今日は牛乳とフルーツを購入。もう一軒の寄り道スポットが、『洋菓子レモンパイ』。娘のリクエストに応えるふりをしつつ、私が食べたかったふわふわメレンゲたっぷりのレモンパイを購入。

娘と一緒に夕食の支度をしていると、「いつもの店で、一杯飲んでから帰るね」と夫からのメール。“いつもの店”というのは、最近地元で話題のイタリアンワインバー、『Goloso』のこと。ぼちぼちストレスが溜まってきたかなぁ、という時に夫が寄り道するお店。夫は密かに「使い勝手のいい、自分だけの隠れ家を見つけた！」と意気込んでいるけれど、実は、夫に内緒で娘とランチに行くこともあるから、今日は大目に見ようかな。娘と一緒に夕飯を軽く済ませて、帰りに買い忘れてしまったラップを夫にお願いメール。もちろん、美味しいワインで気分上々な夫は快諾（笑）。

近所の近所にある『まいばすけっと 浅草橋駅北店』で買い物を済ませた夫が帰宅。「まいばすけっと」は、野菜や肉などの生鮮食料品から日用品まで幅広い商品が揃っていて、普段使いにとても便利。夜11時までオープンしているので、会社帰りの夫に買い物をお願いすることも。娘もぐっすり眠りについたところで、少し遅めの大人のディナーがスタート。夫は、大好物の焼き魚とご飯を〆に、私はチーズケーキを肴にワインを少々。今度の休日は、上野界隈で遊んだあと、浅草まで足を伸ばしてみようよ。

※2014年10月現在、出典元：台東区ホームページ