
子育て支援は未来への大事な投資と課した区政

住宅アナリストの目による「街力」検証レポート
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立地力
「横浜立地」というだけで、街力、立地力は十分あると思うが、それでもなお他の横浜立地にないプラスαを訴求すれば、①11路線利用できる横浜駅より「徒歩10分」であること、②横浜駅、ポートサイドエリア、みなとみらい21エリアを身近に控えた「横浜の中心」であること、③周辺を歩くと、一大商業施設、企業が並ぶオフィスゾーン、予備校などの教育関係施設、高層棟を中心とした住居ゾーン、おしゃれなカフェやレストランが並ぶ店舗というさまざまな顔に加え、「アート&デザインの街」としてすっかり定着し、洗練さ、落ち着きを感じることなどが挙げられる。
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将来力
徒歩圏の横浜駅周辺ではいま、再整備による「エキサイトよこはま22」が進行中で、将来が楽しみである。この計画は、横浜駅を中心にさらなる国際化に対応し、駅としての魅力を向上し、交通渋滞などによる環境問題解決、災害時の安全性確保など、国際都市の玄関にふさわしいまちづくりを進めるというもので、交通ターミナルとしての機能、広域的商業推進の機能、国際的な企業や良質な事務所をサポートする機能などが実現する。これにより、この物件の資産性がさらに向上するなど、今後が楽しみである。
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物件力
この物件は、海辺が近いことによる基本構造、横浜都心立地であることによるセキュリティ、時代要請を受けたエコロジー・エコノミー対応などが課題だが、プラスα要因としては、①強固な地盤だからこそできる直接基礎、②クワッドロックシステムを採用したセキュリティ、建物内に駐車場・駐輪場、③電気自動車等充電コンセント、共用部照明のLED化、先進複層ガラス・エコガラス、最高の4等級を確保した温熱等級などを挙げておきたい。
