オリンピック蒲田店
蒲田の街力
住宅アナリストの目による「街力」検証レポート
住宅アナリスト 山本 好延
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未来力
最寄りの京浜急行本線京急蒲田駅に降り立つと、いま高架化工事が真っ最中であることが分かる。既に完了している上り線に加え、今年10月には下り線の高架化が終了し、駅は大きく様変わりする。元来、この高架化工事は、踏切の解消とともに、D滑走路と国際線ターミナルの使用を開始した羽田空港へのアクセスを改善するという官民挙げての大事業である。これによりターミナルだけではなく、街全体の活性化も見込まれ、まさに将来が楽しみなである。また、まだ構想段階だが、東急電鉄の蒲田駅と京急蒲田駅を連絡する東西鉄道「蒲蒲線」も発表されるなど、JR蒲田駅も巻き込んで、未来は明るいものがある。
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買い物力
駅ビル・グランデュオ蒲田、西口の東急プラザ、ユザワヤをはじめ、アーケード商店街サンライズ、アーケード商店街サンロード、ぷらもーる梅屋敷、工学院通り商店街など、城南地区を代表する古くからの活気あふれるショッピング環境が広がる。休日は、家族揃って隣駅川崎西口のラゾーナ川崎プラザへ。
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資産性
駅周辺は、古くから街だけに、生活利便性は高いものがある。中でも京急蒲田商店街「あすと」は、「60年をゆうに超える商店街で、親しみやすく便利」(商店主)で、入り口にある深夜1時まで営業のスーパー・ライフをはじめ、ざまざまな店舗、飲食店等が並び、活気がある。少し足をのばせば、JR蒲田駅と一体となったグランデュオ蒲田やぷらもーる梅屋敷商店街などもあり、買い物は便利そのもの。駅からの近さ、都心駅までのスムーズなアクセス、将来性、充実したショッピング環境、東邦大学医療センター大森病院などを加味すれば、資産性も高いものがあるといえる。