志村一里塚
(史跡名勝天然記念物)
徳川家康が慶長9年（1604年）に整備したという、その当時のままの姿で現存する、歴史ある貴重な一里塚
道路や住宅に囲まれた一角に、一対の一里塚があります。徳川家康が街道整備のために1604年に主要街道への設置を命じたという一里塚。江戸日本橋から数えて三里目にある「志村一里塚」は、大正11年に国指定の史跡とされました。明治以降、多くの一里塚が取り壊される中、こちらは、道の両側の二基ともに残っている稀少な場所。住宅の奥にあった為に、中山道の拡張工事で取り壊されずに、今も当時の面影を伝えています。
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板橋区志村1−12・板橋区小豆沢2-16
住宅アナリスト 山本 好延
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板橋力ここ数年、23区内の中で板橋区でのマンション供給が目に付く。戸数規模や商品構成まで、実にバラエティに富んでおり、ユーザーにとっては選択肢の幅が広がることで、購入検討に熱が帯びるという傾向になっている。それではなぜ板橋区なのか。まず注目したいのが、アクセスである。歴史をひも解くと、江戸幕府が開かれると同時に、日本橋を起点として5街道が整備されるが、板橋は、そのうちのひとつである中山道の第一番目の宿場町として、繁栄してきたところである。具体的には、大都市江戸の出入り口として、交通要衝の地として、また周辺区域の中心的な場として位置づけられてきたのである。その板橋はいま、都営三田線をはじめ、埼京線、東武東上線が区内を走っているが、中でもJR埼京線は、�”弊邏茲梁膾蟇悗�ら渋谷、新宿、池袋、赤羽、武蔵浦和を経由してさいたま市大宮区の大宮駅まで、新都心、副都心などを結ぶ路線、�⊆舁弃悗魴襪屬里脳莠嵶┐麓鹽垠�第4位、�Ｂ膾蟇悗�らは東京臨海高速鉄道りんかい線と相互直通運転、大宮駅からは川越線川越駅まで直通運転、�の鷦屬亮鑛未歪牟于�速、快速、各駅停車の4種という4点が見所で、首都圏を代表する路線のひとつである。
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利便力古くから歴史のある街だけに、暮らしやすさも、板橋区の魅力である。沿線の街を歩くと、｢こんなに暮らしやすい街はない｣（地元に住む長老)、｢友人に誘われて住んでみたが、気さくで物価も安く、生活施設もそろっており便利｣（ビジネスマン）などという声をよく耳にする。実際にはどうか。例えばショッピング施設は、｢古くからの商店街がそこかしこにある｣という声に加え、｢複合商業施設などもあり、週末には混雑している｣という。複合商業施設のひとつがセブンタウン小豆沢。環状8号線沿いにあったスポーツ施設の跡地に立つイトーヨーカドー食品館小豆沢店を中心とした施設で、ユニクロ、無印商品、ABCマート、TUTAYA、サンドラッグなど、いま話題の専門店がテナントとなっている。
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子育て力豊かな自然や数多くの公園が点在する潤いあふれる環境が広がっていることも特筆される。それもそのはず板橋区は、東京23区の中で都市公園の数が4番目に多い区である。とりわけ浮間公園は、散策を楽しむカップルや親子連れ、熟年夫婦、ジョギングで汗をながす男女などを数多く見かける。なかでも浮間公園は、浮間ケ池を中心に広がる広大な公園で、春の桜は見事である。子育て環境も充実している。板橋区は、赤ちゃんが誕生した子育て家庭を応援する｢すくすくカード事業｣を実施している。これは、区内に住所があり1歳未満の子供をもつ保護者に、産後の育児支援、一時保育など、幅広い子育て支援サービスを提供する利用券を配布するというもの。子供医療費助成、子供手当てなども含め、板橋区の子育て行政サービスは、充実しているといえる。
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