あひ鴨一品 鳥安
(鳥料理)
明治時代から「あひ鴨(合鴨)」一筋
メニューは、たった一品。「あひ鴨のすきやきコース」一万円。創業から130余年、その一品だけで勝負してきた老舗の料理店。創業当時の味を、今も守り続けている。その味は初代の中村吉右衛門や谷崎潤一郎など各界の名だたる食通人に愛されてきた。合鴨とは、あひるとマガモを人工的に掛け合わせた鴨のこと。この店では、まず肉を鉄板焼きのように焼きながらおろし醤油でいただく。鴨からにじむ脂とおろし醤油がなじんで絶妙な味わいが広がる。-
住所
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電話番号
03-3862-4008
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営業時間
17:00〜22:00
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定休日
日・祝日
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ご利用ガイド
(予約) 要予約 (カード) 可能 (予算) 1,2000円 (席数) 100席
住宅アナリストの目による「街力」検証レポート
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アクセス力
今年3月公表された公示地価で、中央区アドレスの地価は、全市町村の中で唯一上昇している。その要因は交通利便性の高さ。本物件も、徒歩1分の都営浅草線東日本橋駅など、6駅5路線が利用できる。また徒歩4分の総武線快速馬喰町より東京へ4分、徒歩3分の都営新宿線馬喰横山駅より新宿へ11分とどこに行くにも「軽快、自在な足まわり」である。時間に余裕があれば、日本橋、秋葉原、銀座なども「歩いて行ける」近さ。台風など天災で話題になった帰宅困窮も、どこ吹く風である。結果として、このアクセスのよさは、「資産価値を高め、希少性も高い」ことにつながっている。
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脱イメージ力
そんな東日本橋界隈が、いま変わろうとしている。これまでは問屋街というイメージがあったが、ここ数年マンションが数多く建ち街並みが整備される一方、並木道、浜町公園などもあり、落ち着きと穏やかさを感じる住環境となっている。また従来の和・洋・中など他国籍グルメスポットに加え、別掲した現地レポートのようにおしゃれ感覚のスポットも誕生。アンティーク調の内装でメキシカンタコスやハヤシライス、コーヒーが美味しい「カフェ415」や1階はバール、地下1階ではしっかり食事ができる外観がオシャレなリストランテ「Renea」など、地元に長く住む人たちからは、「5、6年前からかな、30代を中心に多くの人たちが行き交い、都心の隠れ家的な街になってきた」という声を聞くことができる。
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空間力
都心立地だと、どうしても建物が近接し、採光・通風は十分でなく、プライバシーもなかなか確保しにくいのが一般的だが、「ライオンズ東日本橋」本物件は2面道路という独特な敷地形状を巧みに活かし、全68戸中54戸が角住戸。また古くからの街にしては整備が進み、周辺は電柱が埋設されている。この開放感あふれる空間も得難いといえる。